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産業理学療法と職業性腰痛について

JPTSA、APTSA関連
この記事は約6分で読めます。

はじめに

わたしが参加した、2017年アジア理学療法学生協会(APTSA)参加国会議大会(コングレス)において、わたしがプレゼン担当だった部分を、わたしの記憶がなくなる前に、メモ代わりに残しておこうと思います。

原稿はわたしの担当分しかありませんが、下の日本語の部分は、2017年マレーシアで行われたアジア理学療法学生協会のコングレスでの、産業理学療法と職業性の慢性腰痛についての日本の発表の要約です。

 

 

原稿

I’ll talk about occupational health physical therapy(OHPT).

OHPT is the same meaning as industrial PT.

Why we chose the topic?

It’s because Japan has a problem;”Decreasing birthrate and aged population”

 

These figures show the situation of Japanese population.

These days in Japan, fewer working-age people have got to support the more aged people.

Because of overwork, the working-age people tend to ruin their health.

This is serious problem.

 

Preventing care for retired people is indeed important, but keeping working people healthy is also important.

OHPT has been focused on as a field of PT to approach this matter.

 

The main target of OHPT is Occupational Low Back Pain(OLBP).

OLBP is caused by, not just contents of duties, but various factors.

For example, relationships with others, stress or dissatisfaction of work, and so on.

 

OLBP can be prevented by multifactorial approach including the adjustment of the movement and posture on exertion and the consultation from psychological and social aspects.

 

As a physical approach to OLBP, PT have two ways.

 

One is teaching the way to lighten a burden on workers’ body

For example, adjust posture from unstable one, to stable one.

Another is recommending training and stretching to workers.

If the workers’ physical abilities get improved, like physical durability and flexibility, many workers will be prevented from OLBP.

 

As a psychological and social approach, cognitive behavioral is effective.

It is said that the persistence of pain makes neuron hypersensitive, and we feel worse pain.

 

So changing thought helps decreasing chronic pain.

 

原稿の控えはここまでで、下で産業理学療法についての発表内容を軽く要約します。

日本語

日本は少子高齢社会で、昔はたくさんの労働年齢者で高齢者を支える仕組みだったのに、今や少ない労働年齢者がたくさんの高齢者を支えなければならなくなってしまいました。

そのため、労働年齢にあたる人々の負担はとても大きくなっています。

 

そこでわたしたちが注目しているのが、産業理学療法という分野です。

これは、労働者をターゲットとし、できる限り体を壊す前の、予防に努める理学療法です。

 

産業理学療法で主な介入先となるのは、職業性腰痛です。

ここでは、力仕事やデスクワークなど、仕事により引き起こされる腰痛をすべてひっくるめて職業性腰痛と呼びます。
職業性腰痛の定義みたいなものはあるのですが、あまりに細かい割に大したことが書かれていないので、要約した上の文で充分かと思います。

 

職業性腰痛には、もちろん仕事内容自体の負荷もあるのですが、職場の人間関係などの環境や、ストレスなどの心理的なものも、原因として挙げられます。

 

なので治療法(と予防法)としては、

  • 教育:正しい、負担の少ない姿勢や、力の加え方を教えること

例)机や椅子の高さを調節したり、キーボードを打つときに肘を机に置くよう教える

  • 指導:適度に適切な運動をするように教え、習慣づけてもらうこと
  • 認知行動療法:自分の考えていること、思い込みなどを改めたり、負担の少ない行動へ導くこと
  • カウンセリング:心理面からアプローチして、痛みや不安を取り除いていくこと

など、身体面と精神面、両方へのアプローチがとても大切になります。

 

もちろん理学療法士ができるのは身体面へのアプローチになるので、職場でできる運動、腰痛予防法を広めたり、講習を行ったりすることが望ましいです。

 

現行の法律では理学療法士が予防法の普及に動くには制限があるのですが、現在日本理学療法協会が法改正を求めて動いているので、大手を振って予防法普及のセミナーや講習会を開ける未来も遠くないかもしれませんし、

労働者の健康状態が向上すると生産性も上がるので、理学療法士を専属として雇う企業も出てきています。

 

恐らく産業理学療法の中でも腰痛治療の先駆けとなっているのは、BACK TECKの福谷直人さんではないかと思います。
彼の開発したポケットセラピストというアプリは、実際に慢性腰痛に悩んでいる方を救われたりしています。

 

腰痛にお悩みの方はぜひお試しくださいね。
わたし自身は残念ながらお会いできなかったのですが、福谷さんへのインタビューを元に腰痛治療のスライドが完成したので、少しだけ宣伝させていただきます笑

 

理学療法は、まだまだ可能性のある世界だから。
まだまだ、助けてほしいという人がたくさんいる世界だから。

 

わたしはその全員を、できることなら助けたいし、
ひとりではできないので助けてほしい。

 

今回は、理学療法を学ぶ先輩同輩後輩へのエールと、腰痛にお悩みの方へ、ちょっとした宣伝でした。

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