広告
広告

ステロイド内服に伴いカルシウム剤を服用する方へ/カルシウム剤の服用法と危険性について

闘病記録(入院記録)

はじめに

ステロイドを長期内服されている方は既にご存知だと思いますが、骨粗鬆症予防などに処方されるカルシウム剤についての服用法と注意事項、ついでに口腔外科と歯科の違いを実体験からまとめました。

 

ステロイドについて

ステロイドについては、作用、副作用など以前まとめてありますので、こちらをご参照お願い致します。https://harukams-medicalbeauty.com/ms-care/

 

カルシウム剤について

プレドニンやプレニゾロンなどの内服ステロイド薬を長期服用される際に問題になる副作用のひとつが「骨粗鬆症」です。

これに対して、ステロイドが長期に渡って処方される場合には、ボナロンフォサマック、後発薬のアレンドロンなどのカルシウム剤が予防的に処方されることがほとんどです。

 

服用法

カルシウムは脂肪と結合しやすく、極めて吸収率が悪いので、最後の食事から充分時間の空く朝に処方されます。

 

脂肪と結合しやすいので、必ず水で服用し、その後180ml(約コップ1杯分)の水を飲み、きちんと胃まで流します。

食道で止まってしまうと食道炎を起こす可能性があるからです。

 

その後、30分間は座った姿勢でいます。立っても大丈夫です。

寝転んだり姿勢を崩したりして薬が逆流し、逆流性食道炎を起こさないようにするためです。

 

注意事項

カルシウム剤なので、骨と、「歯」にも影響します。一番重篤で気をつけるべき(ただし確率は低い)とされているのが、顎骨壊死です。

顎骨壊死は、カルシウム剤服用中に虫歯治療などで歯を抜くときに起こることがあります。文字通り、顎の骨が死んでしまうものです。

 

なので、カルシウム剤服用中には

「口内衛生に気をつける」こと、
特に「虫歯を作らない、できたら早期に治療」が大切です。

 

口腔外科と歯科の違い

これはわたしがカルシウム剤を始めるときの話です。

薬を始める前に一応虫歯がないか検査して、あれば治療した後で始めようということになりました。

その病院では歯科がなく、口腔外科に回され、レントゲンを撮って診察を受けました。

「親しらずがちょっと虫歯だけど、抜く?」
「治療はできないんですか?」
「器具が入らないから無理」
「抜くとなると、手術ですよね。わたし来週に転院が決まってるんですけど、間に合いますか?」
「来週…は無理だね、早くて再来週」
「虫歯は、自己管理でどうにかなるレベルですか?」
「抜けないならどうにかするしかないでしょ。ま、頑張って」

ということで診察終了。

転院は、わたしの病気(多発性硬化症)の場合は急性期病院に入院できるのが最長2ヶ月と法律で定められているので、それ以上伸ばすことはできず、抜歯は断念しました。

 

転院先の病院では、口腔外科がない代わりに、新規の入院患者全員に歯科の初回無料受診がありました。行ってみると、

「確かに、親しらずはちょっと虫歯ですね」
「わたし今、フォサマック(カルシウム剤)飲んでるので抜けないんです」
「あー、そうなんですね…。難しいですけど、治療できますよ」
「えっ?」
「その代わり、口を大きく開けて、器具を奥まで入れることになりますが、頑張れますか?」
「全然大丈夫です、お願いします!」

ということに。

 

よくよく聞いてみると、

口腔外科は抜歯や顎骨、頬骨などの手術がメイン
歯科は細かい歯の治療もする

ということで、虫歯治療は口腔外科だと即「抜く」という判断になるみたいなんですよね。

 

ということで虫歯治療を受け、無事抜歯、顎骨壊死の可能性は回避できました(*^^*)

 

虫歯予防について

ここからは歯科医さんから教わった、虫歯予防の歯磨き法歯ブラシの選び方をご紹介させていただきます。

 

歯ブラシの選び方

まずわたしが現在使っている歯ブラシは「ディープクリーン」「コンパクト」「やわらかめ」です。

 

ヘッドが小さめで奥まで届きやすく、毛先が柔らかいので歯の隙間まで入ります
この点が歯科医さんのおすすめポイントでした。

 

また補助として、タフト(ポイント)ブラシも使っています。

これは普通の歯ブラシだと入りにくい奥の方の歯と、歯と歯の間(口から見た)奥歯の裏側歯茎に埋もれがち・完全に生えきっていない親しらずきちんと磨けるように、とおすすめされました。
柄の部分がまっすぐのもの、反り返っているもの、前に屈むように曲がっているもの、と種類は豊富なのですが、わたしが一番使いやすかったのは上のような前に屈むように曲がっているものですね。

 

奥の歯が見にくいようであれば、歯医者さんで使われるような口腔内ミラーを使うことも大切です。

わたしも慣れないうちは確認しながら磨いていました。
慣れてからは、「この感触だと磨けている」というのがわかるようになったので、たまに確認に使う程度になっています。
上のものはわたしが現在使用しているものですが、お試しにということでしたらご近所の薬局か下記リンクよりお探しください(*^^*)

→歯ブラシ;https://amzn.to/2SzSqND

→ポイントブラシ:https://amzn.to/2MgkvIJ

磨き方のコツ

ポイントは全部で7点あります。といってもそんなに難しいものではありません。

1つずつ挙げていくと、

  1. 歯を磨く順序を決めること(たとえば左下から右下、右上から左上、のようにです)
  2. 歯と歯の間はブラシを縦にして磨くこと
  3. 歯と歯茎の間はブラシを横にして優しく磨くこと
  4. 上の前歯の裏は、ブラシの先端を使って磨くこと
  5. 下の前歯の裏は、ブラシの後端を使って磨くこと
  6. 奥歯を磨くときは、内側→裏→外側→噛み合わせの面、など、磨く順番を決めておくこと
  7. ブラシは細かく優しく動かすこと

以上です。

これで顎骨壊死を避けられると思えば、簡単ですよね?

 

ということで、服用方法から注意事項、口腔外科と歯科の違い、歯ブラシの選定と歯の磨き方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

どうか虫歯にお気をつけて、健康な歯と骨のある生活を送っていただきたいと思います。

歯と骨、大事ですので(^_^;)
広告
まぁるいせかい管理人
haruka(はるか)

多発性硬化症+名前も研究中の希少難病などを併発した23歳女子。京大医学部中退。仕事は小説家とライターとカウンセラーと極秘。
今の夢はお嫁さんと福祉用具開発プロジェクトの成功☆
詳細プロフは管理者情報を見てね♡

#haruka(はるか)を応援する
闘病記録(入院記録)医療
#haruka(はるか)を応援する
haruka(はるか)のまぁるいせかい
広告
タイトルとURLをコピーしました