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脳波・睡眠と心理検査一覧~ケアストレスカウンセリングvol.11~

ケアストレスカウンセリング
以下はわたしがケアストレスカウンセラー資格を取る上で勉強していることを、整理のためにまとめているものです。
決して商業利益を邪魔する意図はありません。

脳波検査と睡眠段階

脳波と脳波検査の基礎

脳波周波数(Hz)で表される。大まかに徐波、α波、速波の3種類。

脳波検査(EEG)にて棘波(スパイク)から脳の活動状態を読み取れる。

脳波検査ElectroEncephaloGram。頭部に電極をつけて測定する。意識レベルを見る。

てんかん診断によく用いられる
  • 意識清明→速波中心
  • 意識混濁→徐波が増える
  • 脳死→波が消えて平らに

脳波賦活法:脳波異常がより顕著に現れる状態をつくる検査法

速い呼吸を3~4分間、光の点滅を当てる、睡眠を取らせる、など

脳波の種類

種類特徴周波数
δ波無意識の状態をもたらすといわれる。~3Hz徐波
θ波瞑想状態やまどろみの状態で出る。記憶が蓄積されるときといわれる。4~7Hz
α波脳波の主体。自然に出るもの。目を閉じリラックスしていれば出る。8~13Hz
β波開眼状態や精神的活動が高まったときに出る。14~30Hz速波
γ波集中力などを増加させる脳波。認知機能に関係し高い精神機能をもたらすといわれる。30Hz超
恐らく観測された順にα→θとつけられているたぶん。

脳波と睡眠段階

睡眠段階non-REM睡眠の第1~4段階+REM睡眠の計5段階

種類特徴時期
第1段階最も浅い睡眠を表す。α波が少なくなる。入眠期non-REM睡眠
第2段階瘤波(hump):振幅の高い瘤のような形

紡錘波(spindle):13Hz

軽眠期
第3段階徐波が中心。中等睡眠期
第4段階δ波が半分以上。深睡眠期
REM睡眠急速眼球運動を伴う睡眠。約90分ずつのサイクル。約3~4回繰り返して覚醒へ至る。朝になるにつれ出現しやすく、かつ長くなる。夢を見やすく、中途覚醒しやすい。REM睡眠

心理検査一覧

たくさんの心理検査(知能・人格・精神作業能力)を特徴別に記す。

知能検査

知能を総合的に測定する検査

ウエスクラー式成人知能検査(WAIS)

  • 16歳以上を対象
  • 言語性検査と動作性検査がある
  • 言語性IQ、動作性IQ、総合IQが個々に求められる
言語性IQ:一般的知識、一般的理解、算数、単語問題など
動作性IQ:絵画完成、絵画配列、積木問題、組み合わせ問題など

ウエスクラー児童用知能検査(WISC)

  • 5~15歳を対象としたWAIS同様の検査。

田中・ビネー式知能検査

  • 児童を対象
  • 年齢尺度で構成される
  • 知能水準・発達状態を明らかにする
  • 知能障害の診断や指導へ活用

改訂長谷川式簡易知能評価スケール

  • 認知症のスクリーニング検査
  • 30点満点
  • 20点以下で認知症疑い有りと判定
重症度の認知症判定には用いない
日付や簡単な引き算などを尋ねるため、相手へ失礼にならないよう気をつけること

人格検査

性格の特徴を測定する検査

質問紙法

一般アンケートのように「○○ですか」という質問に対する回答を数量的に評価する方法

多数を対象とでき、結果を統計的に処理しやすい
受ける人が「良く見られたい」などの心理から嘘の回答をすることが可能。状況により回答に偏り(バイアス)が生じる
コーネル健康調査表:Cornell Medical Index
  • 心身症神経症の傾向の有無を測定
  • 男性211問、女性213問
  • 精神的症状と身体的症状について「自覚症状」を質問
ミネソタ多面人格目録:Minnesota Multiphasic Personality Inventory
  • 心気症、抑うつ症、ヒステリー、偏執性、精神衰弱性、精神分析性、軽躁性など10の臨床尺度を導き出せる
検査自体の信頼性も評価できるよう工夫されている=いい加減に答える人や実際より自分を良く見せようとしている人の態度も測定可能
550問ある
矢田部ギルフォード性格検査:Y-Gテスト
  • 日常行動や態度で答えられる質問で測定
  • 120問
  • 簡易
その他
  • テイラー不安検査:MAS
  • 自己評価抑うつ尺度:SDS
  • モーズレイ性格検査:MPI
    • 内向・外向性、神経症的傾向を測定する検査

投影法

自分で意識しない心理的側面が反映される

投影:自分ではあまり意識されていない心理が別の形になって表れること
質問紙法のように答える人が印象操作しにくい
結果を数量化することが難しく検査や評価する人にも熟練の技術が求められる
ロールシャッハテスト:Rorschach Test
  • インクの染みによる左右対称のカードを10枚順番に見て、「どの部分が何に見え」て「なぜそう見えたか」などを回答
  • カラー5枚、モノクロ5枚
統合失調症の診断、治療効果の判定などをはじめ広く用いられている

主題統覚テスト:TAT

統覚認知したものを解釈する精神機能
  • 人物が登場する図版を見て、自由に物語を作成
必ず結末をつけること
  • 決まった評価方法なし
  • 物語を通して本人の無意識の願望、欲求、葛藤、自己像について知る
文章完成法テスト:SCT
  • 未完成な文章に自由に書き足して文章を完成させる
  • 決まった評価方法なし
  • 結果を数値化しない検査
  • 本人の性格傾向、養育環境、コンプレックス、人生観、社会生活などについて知る

精神作業能力検査

内田クレペリン精神作業検査

  • 1桁の数字の連続加算を行い、その様子から本人の作業の特徴や活動性などを判定
  • ドイツ精神科医エミール・クレペリンが発見した作業曲線から日本の精神科医内田勇三郎が開発
  • 初頭努力(最初にがんばる)、休憩効果(休憩で回復)曲線の動揺(作業ペースの安定度)などを評価
  • ケアレスミスの有無、気持ちの切り替え、持続力、集中力などについて知る

 

参考本

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