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代表的な栄養素一覧表vol.2

闘病記録(入院記録)
この記事は約7分で読めます。

はじめに

これは病院で入院食として提供されるメニュー、それに入っている食材と調理方法を調査し、中でもよく出てくる食材について、含まれる代表的な栄養素を調べた、入院中の独自調査の結果を記事として改めて書き起こしたものです。

vol.1はこちら→https://harukams-medicalbeauty.com/e-1/

では1の続きで、少しマイナーめな(?)栄養素の話をさせていただきます。

栄養素

βカロテン

言わずと知れた、ニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれる成分です。

脂溶性なので、炒めるときには油も一緒に摂りたいですね。

茹でてもβカロテンが逃げていくということはないので、グラッセなどが病院ではよく出されます。

βカロテンは必要に応じてビタミンAへ変換されるので、ビタミン不足にならないためにも摂っておきたい栄養素です。

カロテノイド

カロテノイドと呼ばれるグループの中でも、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンという栄養素は病院食でかなり出されました。

食材はトマトブロッコリーが主でした。

リコピン抗酸化作用をもつ脂溶性の栄養素で、熱にも強いです。

調理法としては、生食を出せない病院の都合上かはわかりませんが、ケチャップやトマトの卵とじとして出されることがとても多かったです。

ルテインゼアキサンチンは最近注目されている栄養素ですが、目に良いとされる成分ですね。

 

ミネラル

ミネラルは熱しても変化はしませんが、含まれている食材が特徴的だったり、調理法に少し注意が必要です。

ミネラルが豊富な海藻類ですが、乾物を水で戻すと、水にミネラルが流出してしまいますので、できれば戻した水ごと料理に使えることが好ましいです。

ナトリウム

塩に必ず含まれる成分ですが、病院では恐ろしいくらい排除されています。

食塩と呼ばれる塩化ナトリウムは、1日8gまでが望ましいと厚労省より推奨されています。

最近「塩を摂った方が長生きする」という海外論文が出たので、この推奨値が正しいかはいまいちよくわからないところです。

カリウム

食塩の代わりとして塩化カリウムが含まれた「やさしお」なども有名ですが、キャベツなど生野菜に豊富に含まれることでも知られています。

透析患者が避けるべきとされる栄養素ですが、人間の体はナトリウムとカリウムで浸透圧を調節することでうまく働いているので、

医師から止められない限りは適度に摂っておきたい成分です。

言わずと知れた大事な栄養素で、赤血球(ヘモグロビン)の中核を作るのに必要です。

鉄不足になると鉄欠乏性貧血になることは有名ですね。
よく含まれる食材はレバーなどですが、病院では小松菜が頻出でした。

小松菜はほうれん草よりも鉄分が豊富で、レバーでは摂れない食物繊維を摂れますから、そこを狙っていたのでしょう。

食物繊維の摂りすぎはミネラルの吸収阻害に繋がるので、恐らく両者を同時に摂らせたかったのだと推察します。

カルシウム

これも言わずと知れた大事な栄養素で、骨の形成に必要です。

意外と知られていないのですが、骨って一度完成したらオッケーではなくて、絶えず入れ替わったりしています。

骨は人体を支える骨格でありながら、カルシウムの貯蔵庫でもあるので、

血中のカルシウム濃度が薄まれば骨が溶け出して血中カルシウム濃度を上げますし
血中カルシウム濃度が高まれば吸収して骨として固めて血中カルシウム濃度を下げます。
硬い骨だって変化するんです(≧Д≦)
最近注目の骨粗しょう症ではカルシウム不足も言われていますが、あれは運動不足も大いに関連するのでここでは省略します。

病院では小松菜が頻出でしたが、小松菜って100gで牛乳と同程度のカルシウムが含まれています。

小松菜は何度も出てきます。栄養の宝庫です。

イカなどでは鉄の代わりに銅が血液の主成分なので「青い血」になったりしますが、人間の体での働きは超絶凄いです。

腸管から吸収された後にあるたんぱく質と結合してセルロプラスミンという物質になるのですが、このセルロプラスミンは

ヘモグロビン合成に必須の酵素
免疫細胞の代謝に関わる細胞の構成要素
活性酸素を消去する酵素に含まれる
神経伝達物質の産生に関わる

など働きいっぱいで、要するに

貧血予防に必須
免疫力アップ
動脈硬化予防

になるなど、ヤバ効果的です。凄いですね。

病院では小松菜が頻出でした。小松菜も凄いです。

亜鉛

最近テレビによく出ている亜鉛ですが、亜鉛不足になるとまず味がわからなくなったりしますよね。

味覚を支える以外にもDNA合成や、新しい細胞ができるときには必ず必要な栄養素のため、適度に摂っておきたいですね。

カキやあさりなどの貝類、肉類によく含まれていますが、病院では白菜、小松菜、ブロッコリーが頻出でした。

マグネシウム

これも最近テレビによく出ている栄養素です。

テレビに出すぎf(^^;

病院ではキュウリや青じそが頻出でした。

キュウリに含まれるミネラルはわずかです。

マグネシウムの働きは多すぎて記述できないんですけど、それでもあえて選ぶなら

カルシウムと拮抗して筋収縮を制御する
血管を拡張して血圧を下げる
血栓をつくりにくくする

などです。

食物繊維

食物繊維は以前もまとめているのですが、病院食で頻出の食物繊維はガラクタンムチンでした。

ガタクタンとムチンが多く含まれているのは里いもですね。

病院食はやたらと里いもジャガイモカリフラワーを出したがります。

食物繊維についてはこちらで

前回→https://harukams-medicalbeauty.com/e-1

食物繊維について→https://harukams-medicalbeauty.com/fiber/

難消化性デキストリンについて→https://harukams-medicalbeauty.com/dex/

その他

その他に頻出した栄養素としては、エルゴステリン、硫化アリル、イソラフラボンやカテキン・ナスニンなどのポリフェノール、サポニンでした。

エルゴステリン

エルゴステリンは紫外線でビタミンDへと変化するという特殊な栄養素です。

病院ではしいたけが頻出でしたΣ(ノд<)

硫化アリル

玉ねぎを切るときの目が痛くなる原因として有名な硫化アリルですが、ビタミンB1と合わさってアリチアミンという栄養素になり、体内ではこのアリチアミンが血液サラサラの成分として働きます。

揮発性がすごくありますので、切ったらすぐ使うようにしてください。

こちらも参考に…→https://harukams-medicalbeauty.com/tara-amazu/

玉ねぎの扱いなども載せています。

ポリフェノール

ポリフェノールってよく聞くけどなんなんだ?となると、最終「フェノールという物質がたくさん結合したもの」という答えになるんですよね。

フェノールは高校化学でも出てくるくらい簡単な化合物です。
ただそれがたくさん結合したら結合の仕方で1種類ではなくなるし、働きは簡単ではなくなるわけでf(^^;

ポリフェノールはビタミンみたいな、栄養素のグループ名です。

なので、

ナスに多く含まれるナスニン
豆腐に多く含まれるイソラフラボン
緑茶に多く含まれるカテキン

など、すべてポリフェノールです。

働きも当然異なりますが、

ナスニンなら高血圧や動脈硬化予防
イソラフラボンなら更年期障害改善
カテキンなら免疫力アップ

などです。

色々ありますので、色んなものをまんべんなく食べると良いでしょう。

とキノコ嫌いのわたしが言います(^^;

サポニン

サポニンは最近注目されはじめてきている栄養素ですが、なんと働きに

中性脂肪の分解による動脈硬化、肥満の予防
血行促進による冷え性、肩こりなどの改善

があります!

病院食では冬瓜が頻出でした。

冬瓜…(´;ω;`)ウッ…

ちなみに病院食に飽きたわたしの魂の叫びはこちらです笑→https://harukams-medicalbeauty.com/post-220/

以上で、わたしが入院中に頻出する食材から分析した大事な栄養素の紹介を終えます。

レシピは真似しなくていいですが、こちらでも重要な栄養素については書かせていただいておりますので、何かの参考になれば幸いです。

胃にいいレシピ→https://harukams-medicalbeauty.com/1211/

参考:独自調査及びhttps://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/

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