はじめに
現代文記述
高校受験生や、文系で大学受験される方、国公立大を受験される方にとって避けられないのが、現代文の記述問題ですよね。
また、わたし自身は得意科目も国語英語世界史日本史現代社会という完全な文系脳ながら、
はひどく悩みました。
というのも、国語の現代文ならではの
という特徴があるからです。
いつも使っている言葉だけに、ある程度は正解できるのに、それ以上は点が伸びない。
何が間違いか自分でわからない。
また、先生によって正解が違ったり、授業のレベルすら大きく異なるのも国語の現代文の特徴ですよね。
ということで、いろんな現代文の点数アップの本を読んだ中で、確実にこれは参考になって実際に点数が上がった、というものを1冊だけご紹介させていただきます。
おすすめ本
わたしが圧倒的におすすめする本は、小野田博一さんの「論理的に書く方法」です。
この方は「15歳からの〜」シリーズなど教育にとても熱心な方で、他の著書もわかりやすいのですが、受験にダントツでおすすめなのはこの論理的に書く方法です。
この本を読むと、現代文の解答をつくる思考が変わります。
解答の形式(説明なのか理由なのか)を整えるのはもちろんですが、自分の書いた文を読み返したときに、
を自分でチェックできるようになります。
この小野田さんはフェミニストなので、例として女性蔑視への批判が多く使われるという特徴はありますが、
一般的な「解答例」があり、
を載せているわけでもなければ、
と頭をもやもやだらけにさせるようなことも載せていません。
書かれているのは、「だめな例」と「よくわかる例」です。
具体例を出すと著作権的に問題なのでここには書けませんが、現代文の記述の解答作成に悩んだときにはぜひ読んでみてください。
以上で現代文記述問題の点数アップにおすすめの本の紹介を終わります。
参考になれば幸いです。