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発達障害脳の血流と細胞数

発達障害

「発達障害だと多動を抑えているのか、とても疲れる…」

「ひとつの発達障害だと他の発達障害も併発しやすいのはなぜだろう?」

そんな声を見かけ、

「発達障害の脳で起きている血流と細胞数についての知識は患者さんご本人にも浸透していないのだな」

と感じたため、できるだけ専門用語を使わず説明させていただきます。

「発達障害の脳では何が起きているのか、現在判明しているところまで」

 

他の障害との併発

まず他の障害と併発しやすい理由について。

脳のよく働いている部分働いていない部分を色のグラデーションで示すfMRI(functional;機能的MRI)というものがあります。

この「働き」は「血流の多い少ない」で判断されます。

これによると、「発達障害の方の脳は健常者の脳に比べて、認識や判断を司る分野への血流が少ない」ことがわかっています。

なので発達障害では、健常者に比べ「認識や判断力が低下している」と考えられています。

もちろん個人差、障害差、程度差はあります。

またこの場所は、脳の他の部位とも連携して働く部分です。

なのでこの部分への血流が少なく認識や判断が遅れることで、他の部分へも障害が出ると考えられています。

この部分への血流が少ないから他の部分への血流も少なくなる、というわけではありません。
脳へ酸素を届ける血管は複数本あり、脳の部位によって異なります。一部が低下しても全部分で低下するとは限りません。
詳しくはDCDについての画像研究論文を中心として作った、わたしの海外発表の原稿ページでどうぞ→https://harukams-medicalbeauty.com/dcd1/

また血流低下の原因についてはまだ断定されていません。

ただ子供のときからそうである、としか言えない現状です。

 

細胞数はなぜ多いのか

脳の細胞数は、産まれたときをピークとして徐々に減っていきます。

これは、うまく反応する細胞のルートを残し、うまく反応しない細胞のルートは細胞ごと消していく脳の仕組みによるものです。

わかりやすくいうと、イルカが芸を覚えたり犬が「お手」や「待て」を覚えたりするのと同じです。

ある行動→エサを貰えると、次はエサを貰うためにある行動(お手など)を取るようになります。

そしてエサの貰えない行動は取らなくなります。

人間はこれよりもかなり複雑ですが、こういった「うまくいった行動」を細胞レベルで繰り返しているようなものと考えてください。

 

そして発達障害の脳では、この「うまく反応しない」細胞が消されず、残されたままになっています。

なので外から一つの刺激(情報)があったときに、

どの経路を通れば脳の司令部にうまく伝わるのかわからないまま、とりあえずたくさんの細胞に情報を伝えていくことになります。

うまく伝わらないルートへ入った情報は、もちろんそのまま伝えられずに消滅することになります。

頭の中で情報が迷路している状態です。
この辺りの仕組みは発達障害系理学療法学のページにて→https://harukams-medicalbeauty.com/category/jugyo/hr/

これが「発達障害の脳では細胞の数が多い」という意味です。

 

これはわたしの推測ですが、ルートがわからず情報が脳内を錯綜するからこそ、脳の疲労感を伴うのではないでしょうか。

 

以上で「発達障害の脳での血流低下と細胞数が多い理由」についての説明を終えます。

ご質問などはTwitterではなくサイト内のコメントでお願いいたします。

疑問&補足共有していきたいので、宜しくお願いいたします。
参考;精神科学各論、内科疾病論、発達科学、神経科学概論、発達障害系理学療法学及びリンク先の文献
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~コメントご紹介~

ヨッシー101さんより

ひょっとしたらですけど、脳へ血流低下は、その細胞数にもよるものかもしれないし、その上手く働かない細胞に血液を流してしまうことにより、本来上手く働く部分へ行くはずの血液が足りなくなるのかもしれませんね。

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まぁるいせかい管理人
haruka(はるか)

多発性硬化症+名前も研究中の希少難病などを併発した23歳女子。京大医学部中退。仕事は小説家とライターとカウンセラーと極秘。
今の夢はお嫁さんと福祉用具開発プロジェクトの成功☆
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