はじめに
なんにせよ、知っておいて損はないかと思いますので、とりあえずまとめますね(*^^*)
ヘルプマークとは
まずヘルプマークとは、病院の診断や手帳など何も要らなくて、ただただ「自分は助けを必要とする人」だと周りに示すものです。
「そんなマークなんか付けて、席替われって言ってんの?」
なんて電車やバスなどで言われることもありますが、決して席を替わることを強要するマークでもありません。
何の強制力もありません。
本当に、ただ「思いやりマーク」なんですよね。
ちなみにハートと十字のロゴが裏表にありますが、どちらかに症状や疾患などを書いて貼れるシールもセットで渡されます。
ヘルプマークのもらい方
ヘルプマークを病院で処方されたり、買ったりしなければいけないと誤解されている方も多いようなのですが、
ヘルプマークは各自治体の役所に行けばもらえるものです。
そこに身障手帳や難病手帳などは要りません。
外見ではわからないけれど支援を必要とする人に配るマーク、ということです。
また、本人でなくて代理人が申請してもOKです。
ヘルプカード
また、自治体によってはネットからダウンロードできる「ヘルプカード」を作成しています。
なので役所に行く時間がない方には、ヘルプマークに代わるものとして、ヘルプカードのデータを印刷して作成する、ということもできます。
以上がヘルプマークの概要となります。
少しでも参考になれば幸いに存じます。
追記:
「ヘルプマークの概要はわかったけれど、どう対処したらわからない」とのご質問を頂いたので、追記させていただきます。
「ヘルプマークは思いやりマーク」です。
「困りごと」は「個人によって違います」。
例えば、「電車で席を譲ってほしい」という方もいれば、「立っている方が楽」という方もいらっしゃいますし、
「基本的に助けはいらないけれど、発作や、何かあったときに助けてほしい」という方もいらっしゃいます。
「思いやりマーク」なので、見かけたら「助けがいるか」をまず聞いてみてください。
どう対処したらいい?というのはその後の話になります。
ヘルプマークを付けている本人からは、気の咎めがあり「こうしてほしい」とはなかなか言い出せないです。
勘違いしないでほしいのは、
ヘルプマークは見た人に何かの行動を強制するマークでもなければ、
気遣いを強要するマークでもありません。
ましてや、病気や障害をアピールするためのものでもありません。