今日、発症以来初めてピアノの弾き語りができました。
ゆっくりで、つたなくて、止まって、間違えて、
鍵盤を叩く度に震えてどんどん開かなくなっていく指に、
痛む腕に、
ペダルを踏む度に痛いと悲鳴を上げる足に、
それでも、最後までできました。
昔は弾き語りなんか楽勝で、速弾きとか他の人誘って連弾と色々やってたのに、
わたしは音楽がないと生きていけないのに、
先生に「もうピアノは無理かもしれない」と言われたときは目の前が真っ暗になったけど、
それでもまた、歌いながら弾けました。
Best Friend、君をのせて、さくら(独唱)、旅立ちの日に、愛唄、カントリーロード
どうしてわたしがこんな目に遭うんだろう。未だにそう思うことがあります。
それでも、また弾けたから。きっとまた戻れるから。
ピアノを習わせてくれた両親、ありがとう。
ピアノの先生、ありがとう。
卒業式の伴奏を任せてくれた小学校、中学校の音楽の先生、ありがとう。
チーム対抗の合唱コンクールで伴奏を任せてくれたみんな、ありがとう。
神さま、わたしに音楽を返してくれてありがとう。
いろんな人に育てられて、信じて託されていたんだなと気づきました。
きっと誰もがそんな経験あるんだろうけど、普通に生活していればきっと気づかないか忘れているものなんだろうな。
神さま、わたしはあなたを恨むところでした。
もう少し、がんばれそうです。
追記:これは別の日に撮影したもので、弾き語りではありませんが…
【弾いてみた】#ボカロ ACUTE
— haruka@MS/PTS (@harukaMSPTS2) 2019年1月11日
冒頭部分だけ だけど疲れた😣
これで手足の感覚ないんだぜ…?笑#多発性硬化症 #麻痺
リハビリの希望になれば嬉しいな、なんて。 pic.twitter.com/eL50lck5bq