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発達障害系理学療法学vol.5~赤ちゃんの運動発達~

授業内容

general movementの発達

数秒から数分間持続する四肢体幹を含んだ複雑な運動パターンのことをgeneral movementといい、胎児期から新生児期を通じてみられる自発的運動の代表である。

  • 胎児期から新生児期:ライジング運動(writhing movement)
ライジング運動:身もだえるという意味。遅~中等度の速度で動きも中等度までの、楕円様に動く運動。妊娠約10週~生後5週で見られる。
  • 生後6~9週:フィジティ運動(fidgety movement)
フィジティ運動:そわそわするという意味。中等度の速度で小さな動き。あらゆる方向に動く運動。
  • 生後12~15週以降:general movementは次第に見られなくなり、随意運動に徐々に置き換わるとされる。
赤ちゃんは姿勢制御の調整を知らないだけ(fine -tuningができていない)

 

赤ちゃんの運動発達

2か月:チンアップ(tin up):頭が床から持ち上がる

3か月:臥位⇒定頸

定頸がなぜ大切かというと、内部と外部の座標、位置を合わせられるようになった証であり、重力の方向と自分の体の各部分を統合して使えるようになった証であるからである。
英語でheadorientation
実はこのことを「立ち直り」というが、反射の名前として使ってしまったのでややこしくなっている…

定頸→チェストアップ(chest up):胸が床から持ち上がる

  • 「首上げたい」→COPは(COGより)後ろにある→前へ回転→頭が上がらない
  • 「首上げたい」→肘や前腕などの上肢をしっかり床面につく→COPが(COGより)前へ移動→後ろへ回転→頭が上がる!

 

寝返りに向けての発達

定頸→視野固定→リーチング

  • リーチング(4か月)→正中線交叉(右脳と左脳の連結が上手くいく)→手と足の協調運動→手と手の協調運動
感覚のすり合わせ、左右の一体感

手と手、眼と手のco-ordination

リーチング空間をとらえることができて、空間座標内に自分をもっていけることが重要

アプローチとしては、「おもちゃを見せる→目で追うか確認→おもちゃに手をさわらせる→さわりにくるか見る…」として、さわりに来れば眼と手の統合に問題はないが、さわりにこないなら眼と手の座標がいまいち把握できていない可能性がある。

 

  • ボトムリフト:手を足の裏まで持ってくる。これにより腹筋を鍛える。
定頸、リーチング、ボトムリフトができると寝返りができるようになる。

 

  • 片肘支持→重心移動(4~5か月):角筋後部、菱形筋、前鋸筋が上手く使えるようになる
  • 寝返り(56か月)片肘支持での菱形筋の使用が完成

 

座位⇒座位保持(6か月)に向けての発達

  • 定頸(3か月)
  • 腰支持での座位(4か月)
  • 手支持での座位(5か月)
  • 座位⇒座位保持(6ヵ月)

   

座位の安定についての発達

  • 座位保持安定(6~7か月)…COPを移動させればよいことに気づく
  • 動的な座位保持(7か月)
  • 四つ這い(8か月)…座位でのリーチング、起き上がりができるようになる。
  • 起き上がり(8か月)…座位、四つ這い変換動作
座位における重心の移動能力が十分に発達している必要あり

 

立位に向けての発達

  • 陽性支持反射(原始反射)(1か月)
  • 陰性支持反射(陽性支持↓)(2か月)
  • 陽性支持反応(3、4か月)
  • つかまり立ち(7か月):両手支持
  • 動的つかまり立ち(8か月):片手支持⇒伝い歩き(10~12か月)
  • 動的つかまり立ち(9か月):腹部支持(おなかで支え、両手で遊ぶ)
  • 立位⇒つかまり立ち(7~か月)
  • 歩行⇒一人歩き(1~1.5歳)

 

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まぁるいせかい管理人
haruka(はるか)

多発性硬化症+名前も研究中の希少難病などを併発した23歳女子。京大医学部中退。仕事は小説家とライターとカウンセラーと極秘。
今の夢はお嫁さんと福祉用具開発プロジェクトの成功☆
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授業内容発達障害系理学療法学
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