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発達障害系理学療法学vol.7~腹臥位での運動発達~

授業内容

腹臥位の運動発達

腹臥位の運動発達には、頭を持ち上げる機能リーチング動作下半身の連携機能が発達しているかが鍵となる。

 

頭部挙上の発達

  • 新生児期体重心が上方にあり、頭部を床に押し付けた状態。自発的な頸部の回旋は難しい
上肢は手根支持で肘屈曲、肩伸展位
重心は胸部帯にあり、効果的な頭部の回旋は得られない
  • 2か月手根支持中心

徐々に肘支持に発達

  • 4か月:肘支持が完成すると肩関節はより屈曲位、肩甲骨を前方へ出すことが可能になり、長時間頭部挙上保持が可能になる。
重心が後方移動できるようになるため

 

リーチング動作の発達(上肢)

  • 2か月:手根支持のため難しい

 

  • 4か月:頭部の回旋に伴った重心の側方移動を経験。

↓片支持が十分片側に移動できるようになる

片肘支持」(上肢を前方に出して肩と肘に重心を乗せる姿勢)が可能に

リーチを目的とした片肘支持:リーチ動作のフィードフォワード制御が起こっていることを意味する
片肘支持ができないと寝返りができない。
  • 5、6ヵ月ピポットプローンと呼ばれる姿勢が発達し、この姿勢から両手でのリーチ動作を行うことも多い。

 

下肢ー骨盤―体幹部発達

ピポットプローンや手支持の発達

重心を胸腰部からさらに下方へ移動できるようになる

↓下肢骨盤への体重負荷

四つ這い位へ移行する前段階となる

 

ピボットプローン

接地面積が少ない

腹這い位での回旋を可能にする

支持点の移行それを可能にする運動が生じる

 

脳性麻痺児の腹臥位

脳性麻痺児の腹臥位筋の緊張度によって様々な型がある。

  • Floppy Infant:低緊張では頭部を持ち上げる腹臥位を取ることができず、抗重力的運動も生じないため、頭部回旋も困難となる。

 

  • 後弓反張:伸筋の緊張が高く、腹臥位になっても頭頚部の回旋が見られない。頭部を持ち上げるためのピポット姿勢にもなれない。
トビウオのマネみたいな姿勢

 

  • アテトーゼ型腹臥位の方が安定的なのが特徴。3ヵ月時は肘が前方にあり比較的安定しているが、1歳4か月になっても腹臥位の姿勢自体は変化が見られず、下肢体幹の支持は得られない

 

抗重力姿勢の評価はその後に機能発達に直結するので、腹臥位、背臥位ともに重要である。
腹臥位では脊椎の伸展が可能かどうかが大きな目安
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まぁるいせかい管理人
haruka(はるか)

自称小説家の漫画家志望。仕事はライターとカウンセラー。
多発性硬化症、うつ病、WPW症候群、スティッフパーソン症候群疑いなど100万分の1レベルの希少難病を併発した23歳女子。京大医学部中退。
今の夢はエンジニアとお嫁さんと「人間として生きること」
「君の絶望は僕が背負った!」が決めゼリフ。

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授業内容発達障害系理学療法学
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