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入院事件簿vol.1 女子トークを聞いてショックを受けた話

闘病記録(入院記録)

これは急性期病院に入院中、わたしが右半身完全麻痺だった頃の話です。

当然移動は車椅子、通常のMSと同じで、温めると脱力して左半身も動かなくなっていた頃です。

入院してすぐ全身不随となり、ステロイドパルス治療後も炎症再燃、わたしの麻痺期間はとても長く、一人でシャワーなんてとても無理でした。

その病院では、脳神経内科と口腔外科の入院病棟フロアが同じで、若い人は大抵口腔外科、しかも親しらずを抜くために2、3日入院という人がほとんどでした。

脳神経内科で20代だったのはわたしだけ。

入院中には、お見舞いに来てくれた友人と談話室に行くこともありました。

気分転換、あるいは電話のため、一人で談話室に行くこともありました。

そのときは、何のために談話室に行ったのかは覚えていないのですが、一人でいたところ、

入院中の女子大生らしい子と、そのお見舞いに来ている子が話しているのが聞こえました。

「お風呂もう2日入ってないんだよ~?」

「え、やば~い」

「だよね~!女子として終わってる…」

何度も言いますが、わたしは麻痺と脱力のため、シャワーに一人で入れないんです。

だから入院の制度的には「介助浴」

シャワーを浴びられるのは週に2回

しかも、入院直後は2週間も入れなかったし、週に2回と言いながら1回しか入れなかったこともあります。

突然脳の誘導電位の検査に呼ばれて、頭にクリームをたっぷり付けて電極を貼られ、検査を受けた後に「頭が気持ち悪いから洗いたい」と言うと、「こんな時間にできるわけないでしょ!」と看護師さんに怒られたこともあります。

そのときは3時半に突然呼ばれ、機械の不具合で検査が始まったのが4時半、終わったのが5時半で、介助浴の人は5時までというルールがあったみたいなんですよね(・・;)
当然そんなことわたしは知りませんし、怒るなら機械に怒ってよ、と思いました。
看護師さんの名誉の為に言いますが、その方は看護師の残業の多さに、働き方改革にとても熱心な方だそうで、他の看護師さんからの評判は良かったです。
他にも色々と怒られたので、わたしにとっては怖い人だったけど…笑
ちなみにその日は流石に気持ち悪すぎて、洗面台で頭を洗ってやりました。ごめんなさい(。>д<)

それはさておき、シャワーにまともに入れない人間の真横でそんな会話を、しかも歳も同じくらいの子がしていて、

「あ、わたし女子として終わってるんだ…」

確かに、その子たちが他にも言っていたみたいに、メイクもしていなければ髪もボサボサ、シャワーは浴びられない、治療で体に針の痕ばかり増えていく…

女子として終わってるのか。

改めてすごくショックでした。

でもね、今思うと違うんですよね。

シャワーを浴びられないから、メイクができないから女子として終わってるって、おかしいですよね。

シャワーを浴びられなくても、メイクができなくても、自分が女子と思えば女子なんですよ。
というかシャワーやメイク如きで性別変わりませんから笑

ということで、わたしはそんな話を聞いてすごくショックでしたが、みなさんはショックを受けたり、落ち込んだりする必要はありませんよ(^ー^)

女子の価値、人間の価値はシャワーとかメイクとかそんなどうでもいいところにはありません。

お風呂に入れない、シャワーを浴びられない、そんな日もあると思います。

でも気にすることはありません。

気持ち悪ければ入ればいいし、入りたければ入ればいい。

入らなければならないものではないです。

もし、「入れないけれどさっぱりしたい」という方がいらっしゃりましたら、こちらでお風呂やシャワーに入れなくても体を清められるものを紹介しておりますので、参考になさってください。→https://harukams-medicalbeauty.com/sheet/

以上、haruka的入院事件簿vol.1でした。

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まぁるいせかい管理人
haruka(はるか)

自称小説家の漫画家志望。仕事はライターとカウンセラー。
多発性硬化症、うつ病、WPW症候群、スティッフパーソン症候群疑いなど100万分の1レベルの希少難病を併発した23歳女子。京大医学部中退。
今の夢はエンジニアとお嫁さんと「人間として生きること」
「君の絶望は僕が背負った!」が決めゼリフ。

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