今でもそう思うことがある。
むしろ常にそう思う。
今年初めてクーラー(22度)をつけた今日、2020年5月5日。
今回は恋愛のお話です。
婚約者
Twitterで「ジンベエザメ氏」とのニックネームで呼んでいたわたしの婚約者
彼がどうしてわたしと婚約してくれたかについて書いたページもあったのですが、脅迫が相次いだときに削除しました。
彼はわたしの唯一の支え、彼失くしては生きていけない、わたしの光なので、彼に飛び火することがあってはならないと。
彼はとても自由人で、ただ芯の通った人で、空気に流されるけど自分を絶対に曲げない人です。
なので「結婚する」と言ったからには確実に約束を果たそうとしてくれます。
「他の人の方が幸せになれる」とわたしが言っても、「はると結婚する」と言ってくれます。
とまで言ってくれます。良い人です。
だからこその、罪悪感。
罪悪感や引け目
結婚してから病気になったのでは、事情が違うのでわからないかもしれません。
これは同年代の闘病仲間との恋バナの延長線です。
と捉える子が多く、そしてかくいうわたしもその1人です。
この罪悪感って半端じゃないです。
「その人の幸せはその人が決める」と常々主張するわたしですが、こればかりは無理です。
そう理解しても湧き上がってきます。
「本当にそうなのだろうか?」
もっと幸せにできたかもしれないのに、自分がこんな体だから…
自分ができないなら、他の人に幸せにしてもらう方が…
難病で頻繁に入院して、迷惑をかけるとわかっている相手に自分の「好きだ」という思いをぶつけて良いものか?
それくらい、闘病する人の恋愛は難しいんです。
障害者用サイトのライターとして
実は以前「障害者用の性サービスを充実させたいので、webページを作ってほしい」と依頼されて10ページほど障害者の結婚や恋愛について書いたことがあります。
このときは「性サービスについて」ということもあり、
- 車椅子だとホテルに入りにくい
- 脊髄損傷などによる障害では、下半身への神経障害も伴うことがある
という話を中心とし、
- 障害手帳で行きやすくなるデート先
- 障害者の婚活サイト
などについて書いていましたが、1番訴えたかったことは、
そんな現状で、
ということでした。
実際に、障害者の既婚者の6割は配偶者も障害者であるという厚労省のデータもあります。
障害者について書きましたが、闘病者も同じです。
病気や障害といったものを抱えているわたしたちは、どうしても健常者には敵わないことがあります。
自分が健常者なら…と、どうにもならないことで悩みます。
それは毎日を当然のように生きられる健常者にはわからないことでしょう。
明日生きているかわからない、今日を、今を生きるだけで精一杯の闘病者が、恋した相手との幸せな将来を思い描くのには限界があります。
できることは何だろう?
身体的に圧倒的不利のあるわたしたちが好きな相手のためにできることは、やはり精神面での支えになることだと思います。
「できないことよりもできることに目を向けろ」というのはけっこう嫌いな言葉なのですが、
ただ恋愛となると別です。
病気だからと諦めるしかないのは悲しいし、病気の子っていい子がすごく多いのでもったいない気がするんです。
だからここでわたしは宣言します。
身体は思う通りに動かない。迷惑は一般的な量以上にかける。それでも、
そういう気持ちで告白したり、結婚したりしても良いと思うんですよね。
このページを見た恋に悩める障害・病気をもった人が元気になると嬉しいです。
それでは、恋愛の話はまた機会があれば(●´ω`●)