はじめに
勉強法は個人によって合う、合わないがございます。自分には合わないと思ったらすぐに別の方法に切り替えることも重要です。
以下では、わたしが受験期にとてもお世話になった勉強媒体についてご紹介させていただきます。
おすすめの文法問題集
わたしが最もおすすめするのは、河合出版の古典文法基礎ドリルです。
この著者の先生に古典を教わったことがあるのですが、その先生が
「文法わからんやつはこれ買って勉強せい。それでもわからんかったら返金したる」
と断言したような文法の問題集です。
実際わかりやすかったので、返金を要求する生徒は誰もいませんでした(^_^;
ネズミのマーク(先生の言うチューちゃんマーク)に細かい解説が付いていて、とてもわかりやすいです。
わたしは理系ですが2次試験でも古典があったため、古典の勉強にはかなり力を入れていましたが、この本のお陰で文法はそれほど苦労せずに済みました。
おすすめの単語帳
単語帳で有名なのはやはりマドンナかと思います。
難関大を目指される方は、そこからゴロゴ、 学校支給のものや塾指定のものへと単語の難易度、語彙数を上げていくことをおすすめ致します。
わたしが最終的に落ち着いたのは古文単語325でしたね。どうやらもう絶版のようです笑
最初にマドンナやゴロゴの使用をおすすめするのは、暗記が苦手であったり、ひとつの単語に多数の現代語訳が付いていて覚えにくく感じる方の為です。
暗記が得意、または古典が大好き、多数の現代語訳を覚えるのが苦にならない、という方はどの単語帳をお使いいただいてもかまいません。
マドンナやゴロゴはKindle版が出ており、そちらの方が安いので、もし移動中などにスマホなどで見たいという方には電子書籍の方が良いかもしれません。
助詞、助動詞の覚え方
わたしは助詞、助動詞はもっぱらYouTubeで覚えました。
ざっと復習したければ「古典ラップ」(助動詞中心に約5分)
丁寧に聞きたければ「古典ロック」(助詞の種類別に2~3分ずつ)
をおすすめ致します。検索してみてください。
古典ロックは尊敬語、謙譲語などの敬語バージョンもあるのでおすすめです。
覚えるのは苦手だけど耳からなら…という方や音楽好きの方にはぴったりの勉強法ですね。
注意事項は、はまりすぎて古典ばかりしてしまわないことです。ほんとに。覚えやすいように中毒性があるので(-_-;)。今でも覚えていますし歌えます。
以上、おすすめの古典の勉強法をざっくりご紹介致しました。
少しでも参考になれば幸いに存じます。