はじめに
前回触れられなかった運動器、骨についてのまとめページ。
骨について
骨粗鬆症について
骨粗鬆症:骨密度が若年平均の70%以下
↳続発性骨粗鬆症:骨量減少の原因が明らか
例)ステロイド剤使用、胃切除
ステロイド剤もうすぐ使用1年のわたしの2018年冬の骨密度は93%。若干警告出てた笑
↳原発性骨粗鬆症:骨量減少の原因が不明
骨量減少のタイプ
- 高代謝日転型:骨形成<骨吸収アップ(破骨細胞が活発)
閉経後の女性に多い
- 低代謝日転型:骨形成ダウン<骨吸収(骨芽細胞不活性)
高齢者女性に多い
骨折
- 脊椎(椎体圧迫骨折):C7、Th6〜8
- 大腿骨近位部
- 上腕骨近位部
- 前腕遠位部
脊椎は骨粗鬆症での圧迫骨折、大腿骨は転倒、上腕骨と前腕は転倒の際に手をつくため
脊椎の補足
- 肩甲骨下角レベル:Th7
- ヤコビー線:L4と5の間
- 上後腸骨棘PSISを結んだライン:S2
対策
- 生活指導(Ca・VDの摂取、日光浴など)日光浴はVDを活性化させる
- 運動(骨に対する荷重をかける)
- 薬物療法
わたしは薬物療法受けてるよ~(アレンドロン、フォサマック、ボナロンなど(*^^)v)
骨量の維持向上のエビデンス(コクランシステマティックレビューより)
腰椎 | 大腿骨 | ||
ウォーキング | ○ | ○ | 6000~7000歩推奨 OA/RAでは注意 |
筋力トレーニング | ○ | ×(非荷重) |
運動の原則
- 低強度<高強度
- 加速度の小さい荷重<大きい荷重
- 日常的刺激<非日常的刺激
避けるべき運動
脊柱過屈曲(前部が潰れてしまうため)
背筋は○、腹筋は×
脊柱管狭窄症→過伸展が禁忌(脊柱管を更に狭くしてしまうため)
腰椎椎間板ヘルニア→過屈曲が禁忌(更に飛び出してしまうため)
あとは学習してから追記します!