はじめに
以下では、わたしが自主退院するにあたって自宅でできるリハビリとして作業療法士(OT)さんから指導されたリハビリメニューを共有するとともに、わたしの感想から道具のおすすめをご紹介致します。
ビーズ
ビーズうつし
ビーズうつしという巧緻性のトレーニングがあります。
ビーズを入れたタッパから空のタッパへ、ビーズをひとつずつ移動させていくというものです。
ビーズは大ぶりのものがおすすめです。
たとえばこんな感じですね↓
これは、指の巧緻性を高めるものではあるのですが、それだけではなくて、
手が麻痺していてたとえ感覚がないとしても、外から刺激を与えることってとても大切で、
はじめはビーズをつかめなくても良いので、ビーズを入れた容器に麻痺した手を入れるなどして、とりあえず触るようにしてみてください!
ビーズ箸つかみ
巧緻性のトレーニングとして、ビーズうつしより上級となるのが、ビーズの箸つかみです。
箸は種類や形状により使いやすさがかなり異なってきますので、以下のリンクも参照していただけると幸いです。↓

箸つかみ
もし箸でビーズ以外のものをつかむ練習から始める場合には、何をつかむかによってもつかみやすさが違ってくると思いますので、つかみやすいものからご紹介させていただきます。
スーパーボール
スーパーボールは粘着性も少しあり滑りにくいですし、上のものはサイズもバラバラなので段階的な練習にはちょうど良いかと思います。
ビーズ
上で紹介させていただいたような色々な形が入ったものでも良いですし、大きな穴があいているタイプで練習してもかまいません。
たとえばこういうものです↓
豆
大豆や小豆などはスーパーで売っていますし、つかみにくいですが、反復練習には向いています。
これら以外にも、つかみやすいもので練習していただければと思います!
また、セラピーパテとビーズを使った箸の扱いのトレーニングについてはこちらをご参照ください→https://harukams-medicalbeauty.com/ot4/
第4弾へと続きます。