もうすぐ受験、焦っている方も多いのではないかなと察します。そこで、わたしが高校受験のときに使っていた参考書の紹介と、使い方の説明、そして確実に成績を上げる方法についてお話します。
オススメの参考書
わたしが高校受験のときに使っていた参考書は、「自由自在」シリーズです。
ちなみにわたしは公立中学校に通い、塾は行かず、通信教育も受けていなかったので、実質この参考書だけで勉強していました。
わたしの受験の頃は学区制があったので、学区内で3位くらいの高校に進学しました。
オススメポイント
全ページフルカラーで見やすい
青と黒で書かれているものが脳に一番入ってきやすい、という噂から青黒印刷の参考書がかなりメジャーになってきていますが、自由自在シリーズは全ページフルカラーです。わたしとしては青黒印刷よりもカラーの方がイメージしやすい分頭に入りやすいと思います。
構成がわかりやすい
単元ごとに「章」として分かれており、トップには「この章のまとめ(見開き2~3ページ)」があります。
そこから項目ごとに細分化し、「参考書部分(細かい説明)」→「確認問題(基礎的な問題)」ですべての項目を説明してから「章末問題(応用や複合問題)」という構成になっています。
後ろに索引つき
後ろの方のページはかなり細かい索引がついていて、わからない単語や項目をすぐに調べられます。
構成がかなり細かくわかりやすいからこそ、索引からもわからない部分を辿りやすくなっています。
参考書+問題集として使える
構成のところでも述べましたが、十分な量の問題がついているので、これ一冊きっちりやれば他の問題集を買う必要は全くありません。
わたしの感想としては、むしろ十分すぎるかなというくらいでした。
オススメの使い方
時間に余裕がある、予習として使う場合
前から順に、あるいは学校で習う順、教科書の順に学習しましょう。
まずは章の頭の「まとめページ」を見てどんなことを学ぶのかなんとなく知っておき、細かい「参考書部分」をしっかり読み、「確認問題」に進みます。
すべての項目を学び終えたら章の頭の「まとめページ」に戻り、わからないところがないか確認します。
もしあれば、また項目別の「参考書部分」を見直して「確認問題」を解く。
これをわからないところがなくなるまで続けます。
もしなければ、「章末問題」に進んで理解度をチェックします。
ここで間違えた問題があれば、また「参考書部分」の見直し…というように、繰り返し学習することで理解度を深めます。
時間に余裕がない、受験や総仕上げとして使う場合
前から順に、章の頭の「まとめページ」にのみ目を通します。
「まとめページ」の中でわからないことがあれば、項目別の「参考書部分」のわからない箇所だけ読んで、確認問題を解きます。
わからないところがなかったり、前記の方法でなくせたら、「章末問題」に進みます。
章末問題で間違えたところは、自覚はないけどまだ理解が足りない部分になるので、「参考書部分」に戻って、自分が見落としている点がないか確認します。
特定の問題だけ解けない、わからない、という場合は索引を利用してもいいですし、どういう問題が解けないのかまでわかっているのなら身近な先生に教えてもらいましょう。
おすすめ家庭教師「家庭教師比較ガイド」確実に成績を上げる方法
なぜこんなに参考書の説明を長々とするかというと、わたしが家庭教師をしていた頃に感じたことですが、「自分のわからないところがわかっていない」子があまりにも多いからです。
こうした参考書を使う利点は、「自分のわからない部分を明確にすること」にあります。
いくら優秀な先生でも、わからないところがわからない生徒には教えられません。
まずは「わからないところがどこか自分でわかるようになること」が成績アップの第一歩です。
それさえわかるようになれば、自分に合った勉強法を見つけることもできますし、普通に勉強するだけで勝手に成績は伸びていきます。
焦らずきっちりと、自分の苦手を見つけましょう!
身近に聞ける人がいない場合はおすすめ家庭教師「家庭教師比較ガイド」