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リハビリ時の靴のおすすめ・選び方

リハビリについて
この記事は約6分で読めます。

はじめに

今日はいつも以上に脚の感覚がないので、元シューズアパレル店員かつPT(理学療法)学生かつ元全身不随の患者の視点から、わたしがリハビリ中に使っていた靴を紹介、分析させていただこうと思います。

 

まず原則として、入院時には転倒防止のためにかかとのある靴が必須です。
つっかけ、クロックス、サンダル、ヒール等は全てNGです。そのことをご了承の上でお読みください。

 

急性期(全身麻痺~右半身+左脚麻痺期)

履いていた靴はこちらです。

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これはわたしが靴を履くのに難があり、クロックスで登校したところそのまま緊急入院となってしまったために母の靴を借りたものです。ノーブランドの軽量シューズです。

まず、わたしの足のサイズは23cmで、物によっては22.5cmでも入ります。

母のサイズは24cm

普通に履くにはあまりにブカブカだし、靴下が欠かせません。

ただ偶然にも、この時期にはちょうど良かったです。

メリット

  • 装具を付けた上から履ける
  • 補高(というインソールのような装具の仲間)を入れても履ける
靴の中に入れるので、どうしても靴が浅くなりがちで、甲の部分などがきつくなりがちです
  • 軽量で、リハビリ中に脚を上げやすい

 

デメリット

  • フィット感がない
この頃は感覚自体がなかったのであまり問題にはなりませんでしたが(^-^;

 

亜急性期(感覚麻痺、痙攣、日によって脱力期)

これは病前に普段履いていたスニーカーです。

わたしはけっこう靴を履き潰すまで履いてしまうタイプなので、当時スニーカーはこの一足しかなく,

実は彼氏とのお揃いスニーカーを購入検討中でした。検討していたブランドはこちらです https://harukams-medicalbeauty.com/pairsneaker/

装具なしでの歩行練習を始めるにあたり、どうしてもサイズの合う靴が必要になったため、持ってきてもらいました。

 

メリット

  • 靴紐を締めるので、手のリハビリにもなる
  • 靴紐を締めるので、足にきちんとフィットする
  • ソールが薄いわりにクッション性が高い(アシックスのスポーツシューズ用のヒューズゲルが入っています)
  • ソールが薄く、アウトソール(靴の裏)のグリップがしっかりしていて、地面を踏みしめる感触が伝わりやすい

汚い写真ですみません。

 

デメリット

  • 良くも悪くも本革製なので、履いていると暑くなる

 

なので、暑さで痺れや脱力感の増強するMSの方にはおすすめしづらいですが、片麻痺、下肢麻痺の方にはおすすめです。

 

暑さ軽減のため、外出許可を得て買いに行ったのがこのシューズです。

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季節が夏の終わり頃で、世間ではスニッカーズさん(固有名称すみません)を主軸に紐なしタイプのシューズ(スリッポン)が人気を博していた頃なのですが、

 

スリッポンタイプだと脱ぎ履きや洗濯乾燥が楽でも、フィット感が落ちるので、少し動けるような方のリハビリにはあまり向いていないと思います。

 

また、インソールが凸凹しているタイプのシューズは蒸れにくく通気性、速乾性がありますが、足に感覚異常を抱える方にとっては違和感にしかならないため、避けることをおすすめ致します。

わたしは実際履いてみて、違和感を通り越して痛みを感じました(^^;

行った店ではほとんど軽量シューズばかりの扱いでしたので、ようやく見つけたのがこのプーマのシューズですが、リハビリで実際に履いてみると、思いがけないところに難がありました。まずデメリットから。

 

デメリット

  • 意外にアッパー(足の甲側、表面の部分です)が分厚く、靴紐がやや短めのため、ピッタリフィットするくらいにきつめに結ばなければならない結果、暑さが増強した
革ではなくメッシュ地なら、と安易に考えたのが間違いでした。MSでなければ問題ない点ではあります。
  • ソールが全体的に厚くなったため、地面を感じにくくなった

 

ただ予想外に良い点がありました。

 

メリット

  • かかと接地の感覚がわかりやすい

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たぶんこの形状によるものだと思うのですが、履き口からソールの踵まで、まっすぐに、やや踵が突き出るようになっていますよね。

わたしは足の感覚、特に踵周辺の感覚はなかったので、下を見ながら歩かないと自分の踵が地面に着いている確証が持てなかったんです。
それが、このシューズで歩くと少しだけ地面に当たる衝撃がわかるようになって、足元を見ずとも踵が地面に着いている確証を持てるようになりました。

 

まとめ

まずリハビリの靴を選ぶ際には、

  • 踵の部分がある靴か
  • 自分がどの程度動けるのか(運動麻痺の程度、筋力など)
  • 装具などは必要か
  • 靴紐やマジックテープなどで密着度の調節は可能か
  • 靴本体の重さはどのくらいか
  • 自分の感覚麻痺の部位、程度はどのくらいか
  • 痺れの程度はどのくらいか(履いて悪化しないかなど)

を考えてみると良いかなと思います。

 

とはいえこの条件を満たし、かつ他にもご自身で感じられたことを反映したシューズとなると大変難しいと思いますので、

リハビリの靴をご本人が選べず、身内の方が用意しなければならない場合などに参考にしていただければと思います。

 

痺れや感覚麻痺などについては、わたし自身右半身+左脚の麻痺から始まっており、「感覚がないけど歩ける」「爪先の感覚がない」「脚全体の感覚がない」などの症状についてもある程度言語化することが可能です
なので、ご本人様のおっしゃりたいことがよくわからない、もう少し具体的に聞きたい、と言った場合などにもお声がけ頂ければ、微力ながらお力になれるかもしれません。

 

個別の症状に対して、どのような靴が良いかといったご質問などございましたら、お気軽にコメント欄、またはTwitterよりお問い合わせくださいませ。

わたしでわかることでしたらお答え致しますし、難しければ学校の教授、理学療法士とも相談させていただいた上でご返答させていただきたく存じます。

 

麻痺、痛み、痺れなどは外見からなかなかわかりづらい症状であり、個人差もかなり大きいです。その点などご了承いただいた上で、参考にしていただけると幸いです。

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