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書字の練習で注意すること

リハビリについて
この記事は約5分で読めます。

はじめに

以下ではわたしが完全麻痺から不全麻痺(少し動く)ようになり、文字を書く練習を始めたときに病院で作業療法士(OT)さんから教わったことをまとめて共有します。

ストレッチなどはわたしが現在も続けている方法で、とても効果があると思うので試してみてください。

 

 

書字の姿勢

書字(字を書くこと)のときには、下の写真のように、手が内側に寄っていることが多いですよね。

また、別の角度から見てみると、この時の手首は小指側へ曲がっていることもおわかりいただけると思います。

 

ということで、書字の練習の際には、

書字の時の手と手首の形を安定させること
と、それに加えて、
書字の時に使う筋肉をよくほぐしてあげること

の2つがとても大切になってきます。

 

 

ストレッチ

まず書字の安定性に重要なのが、

  • 尺側の安定性
  • 前腕骨間膜のストレッチ

です。

 

なんのことやら…という方もいらっしゃると思いますので、綺麗な腕ではありませんがまたまたわたしの腕の写真を使って説明させていただきます。

 

尺側の安定性

まず尺側の安定性についてですが、これは「字を書くと手が震える…」といったときに原因になっていることが多いです。

 

尺側とは「小指側」のことです。

上の写真で見ていただいた通り、字を書くときには小指側がかなり縮むことになります。

 

なのでまず、書字の練習をする前に、もう片方の手で手をつかんで、腕から手首にかけて小指側を伸ばしてあげてください。

強引にではなく、やさしくお願いします(^^)

 

また、手の小指側を、甲側に引いてあげるのも効果的です。

説明が難しいので、写真を見てくださいm(._.)m

小指側の手のひらをもんであげるのもOKです!
 
 
 

前腕骨間膜のストレッチ

次に前腕骨間膜のストレッチについてですが、まず前腕骨間膜とは何かというと、

前腕の骨と骨の間にある、筋肉を部屋にわける膜

のことです。

 

少し前に流行した筋膜リリースの筋膜とはまた違います

というかわたしはあの筋膜リリースの筋膜が何を指しているのかわかりません(^^;
専門用語の筋膜はまた別物になります。

 

人間の体にはこうした「筋肉を部屋にわける膜」がいくつか存在しています。

前腕骨間膜はそのうちのひとつです。

 

前腕骨間膜をゆるめることがなぜ重要かというと、これが強ばってしまうと、

前腕骨間膜に付いている筋肉の強ばりに繋がったり
前腕骨間膜の強ばり自体が手を小指側へと曲げてしまうから

です。

 

 

姿勢が維持できていいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、書字は「動作」で、なめらかに動くことが必要です。

なので、小指側へと手首が曲がったまま固まってしまうことは、書字の練習の妨げになります。

 

前腕骨間膜のストレッチは、とても簡単な方法があります。それが、

  • 前腕を内側(写真でいう手前側)へ回しながら、上側(親指側)の骨を押さえる

 

  • 前腕を外側(写真でいう奥側)へ回しながら、下側(小指側)の骨を押さえる

という方法です。

押さえる位置を骨に沿って移動させながらやってみてください(^^)

 

前腕の小指側の部分は、普段字を書くことで疲れている筋肉が多いので、マッサージとしても気持ちいいかと思います(*´▽`*)

 

書字の練習の前にすることは以上です。

あとは練習が終わったときも、忘れずにこのストレッチをしてあげてください。

 

 

もし練習が終わって、指が開かなくなっていたとき(パーができなくなっていたとき)は、

手の骨と骨の間をじんわり押す

のが有効です。

この写真では人差指と中指の間だけですが、すべての指の間にやってあげてください。

終わったら、ゆっくり開くようになっているはずです(^^)

 

 

書字の練習について

書字の練習を始めるにあたって、難易度があります。

机の上でボールペンなどは最高難度です(^^;

 

滑りやすさが最大の敵なんです。

 

 

下敷き

なのでまずは、机の上にたくさんの紙を置きます。その上に、書くもの(書きたい紙)を置きます。

粘土板などがあれば、それを使ってもかまいません。

 

そこから徐々に、下に敷くものの厚さを減らしていきます。

 

最終的に机の上で書けるようになればゴールです♪ヽ(´▽`)/

 

 

ペンの難易度

また、ペンにも難易度があります。

 

油性ペン
水性ペン
えんぴつ
シャーペン
ボールペン

の順に書きやすいです。これはすべて滑りやすさの問題です。

 

なのでわたしは未だに日記を水性ペンでつけています(-_-;)

 

 

えんぴつ、シャーペン、ボールペンはさらに握力(筆圧)も要求されるので、とても難しくなります。

 

また、ペンには太さがとても重要になります。

細いペンでだめなら、太いペンでお試しください。

 

また、現在は文房具屋さんや本屋さんでもペンを持ちやすくする道具が売っておりますので、そちらなどもご活用ください。

また、細いペンを太くする道具については、以前から何度も取り上げさせていただいていますちくわくんが有効です!

 

以上、わたしのいただいた書字に関するアドバイスまとめでした。

わたし以外にも、書字の練習で困っている人の参考になれば幸いに存じます。

 

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