はじめに
京大を退学するにあたって、わたしの決意と、親とのやり取りを記しておこうと思います。
決意
京大を退学する、ということについては、かなりたくさんの方から反対の声をいただきましたし、身内からも焦るなとの声が多かったのですが、
わたし自身やはり「退学」という選択肢はこの病気になってから常に傍にあったこと
と
それをしなかったのは、ただ恋人に追いつきたかったこと
と
でもよく考えれば恋人に追いつくというより、はじめから置いていかれてなどなかったこと(比較対象じゃない)
と、そこへ、
勉強をしたい、という意欲がなくなってしまったこと(好きな勉強をしたい)
ということから、
今もう一度休学しても復学しようとは思えないし、わたしのやりたいことは学校にはもうないとわかったので、
わたしは
- 退学して
- 主婦業に復帰して(小学生の頃からしていたけれど、麻痺痙攣でしにくくなった)
- 自宅でできる仕事を見つけて(アルバイトなら縛りがありましたが、パートだと縛りもなくなるので)
- 音楽に囲まれながら、文字で語れないことを動画配信しながら、
- 静かに暮らすのが夢
です。
親に
親と話すにあたって、やはり「期待を裏切ってしまう」という思いがあって、
ここまで育ててもらって
大学まで行かせてもらって
わたしは親からの愛情を当たり前だと思っていないので
申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、
「こんなことになってごめんなさい」
と謝ると、
「わたしは大学生の時間をあげただけ。費用もあんた持ちやし」
確かに奨学金と成績優良者の授業料免除制度活用…
「入ったのもあんた」
死ぬほど勉強したのは、確かにわたし自身です
それは周りの協力あってこそできた努力でも。
だから、
わたしはもう大学には戻らないです。
でも、
大学に行かせてくれた周りの人や環境には感謝します
し、
以前「京大実はこんなとこ!」で言いましたが、
京大生には「中身のない」人も多くて、
そんな中でできた友人には、とても感謝しています
理学療法専攻という特性もあって、みんな、わたしが全身不随になっても見捨てず、お見舞いにきて車椅子を押してくれて、移動・移乗も介助してくれて
こんな友達はいないです。
そして大学で過ごした2年と少しは、大学生としては少ないのかもしれないけれど、
1週間全曜日フルコマ+追加で希望者枠授業
興味があれば医学科や薬学部、理学部数学科の授業にも潜り込んで、
医学科は先生に怒られたこともあったけれど、最終的には優秀者としてテスト解説するレベルまでちゃんと追いつけたし
もう、満足です。
大学生活に思い残すことは、ありません。
だから、「休学したら?」とも言われるのですが、
もう休学はしません。
だから、それを親に伝えて、それ以外の親戚にはこれからですけど、
もうわたし的には最終決定です。
復学を応援してくださったみなさま、喜んでくださったみなさま
本当にありがとうございます。
わたしは、わたしのやりたいことを、貫いていきます。
その人生に、後悔はないと思うから。
親戚に反対された話はこちら→https://harukams-medicalbeauty.com/saihatu2-10/