この下書きを作っている2020年6月14日現在、熱が出ています。
なのでこのページにどこか問題があってもそれは熱のせいであり管理者haruka(はるか)に責任はありません。
Web記事ライターとは
という方に思わずかけてしまう言葉があります。
それが、
この理由はライターという仕事の特異性と、給料の安さにあります。
搾取並みの薄給
大抵Webライターに要求されるのは最低3000字。
10000字を超えるものも多々あります。
タイトルもある程度は自分で選べますし、自分からの提案を許してくれる会社もあります。
ただ、ライターの給料は時給ではなく1字あたりの単価、もしくは1記事単価です。
記事を仕上げるのにかかった時間は加味されません。
難しいタイトルや下調べが必要なタイトルを選んでしまうと、時給換算したときに絶望的なことになってしまいます。
となると、簡単で修正依頼が来ても直しやすい、文字数の少ない記事を大量に書く方が月収として考えたときにはコスパが良いです。
記事単価や文字単価は前月の執筆記事数で判断されることも多いので、とにかく大量に書けることは「良いこと」になります。
Webライターの特異性
Webライターだからこその特徴であり、だからこそわたしの許せないポイントが2つあります。
真偽を問わない
Webライターは契約している会社が運営するサイトページをどれだけ増やせるかが重要視されるので、その記事の真偽は問われません。
既存のページがどれだけ嘘八百を並べていて、「せめてわたしだけは正しい知識を」と頑張ったところで、その努力は一切評価されません。
既存をもとに
「既存のページが」と先程言いましたが、情報社会の昨今でライターを大量に雇うような会社では、既存の記事を自社でも出してサイトを大きくすること(まとめサイト作り)を目的としていることがほとんどです。
つまり、執筆依頼のある記事には既にモデルとなるような記事が存在しているのです。
もう既にその情報を発信しているサイトがあるのなら、新たに作らなくてもよくない?
どうせゴミなんだから。
驚いたこと
ライターをしていてわたしが驚いたことは、嘘を発信しているサイトの多さです。
参考記事として渡されるURLへ飛んでみれば、頭を抱えたくなるような嘘や噂で塗り固められたものが大量にあります。
そして自分へ依頼してくる会社もそれを信じて記事構成を考えているので、「これは嘘」「こんなものに意味はない」とは書けません。
構成書がある場合は嘘で悩むし、ない場合は構成を考えるところで悩むし、とにかく悩みの尽きない職業です。
仕事だから、と割り切って書いてしまえばいいのですが、何分そういうものを見逃すことが苦手な上に自分がゴミ記事を書くことへの抵抗感があるものですから、ただひたすらに疲れます。
そういった作業に良心の呵責がなかったり、ルーティンワークが得意だったりする方には向いている職業かもしれません。
ただもし少しでもわたしに似た要素、
- 物書きのしてのプライド
- 嘘を書くことへの抵抗感
- ルーティンワークだと割り切れない
などがあるのなら、ライターは絶対におすすめしません。
以上が熱に浮かされたわたしの本音です。
これを読んで「既存があるならコピペで簡単じゃん!」と思った方、ライティングはそこまで甘くありません。
マニュアルだけでめちゃくちゃなページ数と本数がありますし、頻繁に改定されます。
コピペは判断ツールがあるので通用しません。
リライトも同じくです。
在宅でもできるのは良いところですが、メインでやるものではないかなと感じています。